オンラインサロン「ライター組合」にはライター歴やジャンルは違えど、ライターという職を愛する仲間たちが集まっている。
そんなライター組合(通称:ライ組)には、「好きなことを仕事にする」という強い意志で、未経験から大手メディアの取材ライターに上り詰めた男がいる。
今回は、大手メディアで多数掲載している取材ライター、森大樹さんにお話を伺いました!
「好きを仕事に!」未経験者から仕事を獲得した秘訣は?
―――まず、森さんがライターになったきっかけを教えてください。
あ〜、僕もともと、ライターになりたかった訳じゃないんです…(笑)
―――・・・んんん!?
僕、昔からずっとスポーツが好きだったんですよね。
なので仕事を探すときも、スポーツに関する仕事をずっと探していて。
ある時、たまたまネットで「お願いごと投稿サイト」という掲示板のようなものを見つけてチェックしてみると、「スポーツやIT系に詳しい人募集!」という書き込みが!
スポーツのお悩み解決サイトを新しく立ち上げた会社で、スポーツ系の記事が書けるライターさんを探していたようでした。
ライターは完全に未経験でしたが、スポーツ系の仕事って本当に少ないんですよ。
まずは何でも良いからチャンスをつかまなければ!と、未経験ながら企画を書き、直接会社まで持参して、担当に会いに行きました。
これが僕のライターデビューの経緯ですね。
―――ものすごい行動力…!現在もお仕事の中心はスポーツ系のジャンルですか?
そうですね!
今年でライター歴7年目になりますが、途中で独立してフリーになっても、「スポーツに関わる仕事がしたい」という軸はブレていません。
メインの仕事はスポーツの取材ライターですが、最近だと取材つながりで「オフィスの紹介記事」も書いたりしています。
元々スポーツが好きで始めた仕事ですが、コミュニケーション次第で記事の内容がどんどんよくなる取材ライターが、今ではすごく好きですね。
キャリアがあっても不安はある。独学で上り詰めた男の裏側
―――すでに7年のキャリアがある森さん。ライ組に入ったのは何が決め手でしたか?
他のライターさんと情報交換がしたくて入りました。
というのも、最初に採用になった会社はスポーツライターの部門を新規で立ち上げたので、取材方法に詳しい人って誰もいなかったんです。
とにかく独学でここまできたので、自分のやり方が正しいのか不安があったんですよね。
あと、案件獲得の方法とかも共有できたらと(笑)
僕自身、営業力はまだまだ弱いと思っていて、他の人がどうやって案件をとっているのか気になってました。
同ジャンルの人と意見交換ができる機会ってなかなかないので、ライターが集うオンラインサロンというのは非常に魅力的でしたね。
―――ライター組合に入って初めて分かった利点を教えてください!
「書くこと」以外のライターに必要な要素が学べるのは面白いなと思います。
ライ組には有志による部活制度があり、それぞれが得意とする情報を提供しているんです。
【ライ組の部活例】 ・写真部 ・アイキャッチ部 ・写経部 ・投資部 ・タイトル付け鬼鍛え部 ・ボディメイク部 |
僕はやっぱり、運動系の部活が気になっちゃいます!(笑)
―――さすがです!(笑)
同じライターと言ってもジャンルもスキルも人によって全然違います。
部活を通してコミュニケーションが生まれ、そこから質問しやすくなったり、情報交換が活発になったりしている様子はすごくいい流れだな〜と思います。
今は仕事がたてこんでいて参加できていないのですが、落ち着いたらキャンプ部とか作りたいな。
―――ライター組合に入って、持っていた悩みは解決しましたか?
1番求めていた横のつながりはできたと思います。
昨年の夏にBBQを企画して、オフ会を開催しました。
初対面の人が多かったですが、お子さんと一緒に来てくれた人もいましたね。
ライターって1人で作業することが多いので、みんなでワイワイしながらライターに関する話ができたのはすごく良い想い出です。
その反面、取材ライターとして活動している人はまだまだ少数だと実感しています。
800名も在籍しているライ組でも、ほとんど見かけないんじゃないかな?
なので、今後はもっと取材ライターに興味を持ってもらえるように、僕自身が動いていきたいなと思います。
―――ライター組合はどのような人におすすめですか?
地方在住だったりフリーで活動していたり、なかなか誰かと情報交換する機会が少ない人にはぜひおすすめしたいですね。
ライ組には地域別の交流部屋があるので、同じエリアならではの情報交換ができるのはメリットかなと思います。
そして、この記事がきっかけで、取材ライターに興味が出た人も大歓迎です(笑)
取材ライターって難しそうと思われるかもしれませんが、企画のアイデアを出して、相手とコミュニケーションが取れればなんとかなると思っています。
Webライターさんは最初に抑えておくべきことが色々あるので、個人的には初心者さんこそ取材ライターをおすすめしたいです。
実績がなくても、企画を出しさえすればチャンスはもらいやすいですよ!
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終始笑顔がすてきな森さんでしたが、特にスポーツや取材のお話の時は目がイキイキされていて、好きな仕事を心から満喫されている様子が伝わって来ました。
スポーツの仕事は何年関わっても「こんな企画はどうだろう」「この記事はこうすればもっと良くなるのでは?」とワクワクされるんだとか。
ライターはジャンルの幅が広く、初心者でも希望ジャンルで執筆できる可能性は充分にあります。
・好きを仕事にしてみたい
・ライター仲間が欲しい
・取材ライターに興味がある
そんな方はぜひ、ライター組合に参加してみてくださいね。
森さんと共に、たのもしい仲間たちがお待ちしています!
ライター:ぱる子 カメラマン:タナカエリ |